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通常の賃貸物件とマンスリーマンション、本当はいったいどっちがお得なの?

通常の賃貸物件とマンスリーマンションのどちらが費用面でお得なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
また、「マンスリーマンションは家具・家電付き物件が多くて引っ越しの手間がかからない」「賃貸物件は契約が自動更新されるので延長しやすい」などのメリットがあり、一長一短に感じるかもしれません。
今回は、通常の賃貸物件とマンスリーマンション、どちらを選ぶべきか解説します。

入居したい期間で決める方法

1年未満の滞在の場合はマンスリーマンションがお得です。
1年を過ぎるあたりになると、通常の賃貸物件がトータルした費用で肩を並べ始めます。

ただし、通常の賃貸物件を借りるときに押さえていてほしいことは、基本的に2年契約を前提としている点に注意が必要です。
契約期間の途中に自己都合で物件を退去することになると、違約金が発生することがあります。
通常の賃貸物件とマンスリーマンションの両方を検討されている方は、気になる賃貸物件を見つけたら、違約金がかかるかどうか、もしかかるとしたらいくらかかるかを事前に確認しておきたいところです。
多くの賃貸物件では途中解約をする場合、その1か月前に申し出るように促しています。
この場合は多くても1ヶ月分の家賃を支払うことになります。

かかる費用で決める方法

ここでは、賃貸物件とマンスリーマンションそれぞれの利用にかかる費用を解説します。

賃貸物件に必要な費用

賃貸物件は初期投資で敷金・礼金・仲介手数料と保険料がかかります。
敷金が月額家賃の1~2か月分、礼金が家賃の1カ月分ぐらいです。
仲介手数料は家賃の半月分~1ヶ月分+消費税が目安です。上限は家賃の1ヶ月分です。
保険は加入を前提とした入居を勧められます。震災、火災、水難などの災害や盗難のときに損害保証をしてもらえるサービスです。
保険の補償内容、保証額の上限次第ですが、シングルで1.5万円、ファミリーで2万円ぐらいかかります。
その他に前家賃や鍵交換費用なども支払うことになると不動産会社に支払う金額の初期投資の合計は約30万円前後です。
そこにプラスして引っ越し費用と家具・家電の買い替え費用が発生します。
引越し費用は移動距離、時期、荷物の量などによって差が出ます。
依頼前に見積もりを事前にお願いすると思いますが、繁忙期は依頼が集中して費用が高額になったり、業者が見つからなかったりといった事もあります。
そして、初期費用を支払ってさらに月々の家賃、光熱費、管理費が請求されます。
住み始めて1ヶ月目は特に必要になる費用が高額になることが予想されます。

退居時は次の入居者が気持ちよくお部屋を借りられるように原状回復をして引き渡さなくてはなりません。
原状回復とはお部屋をはじめにあった状態に戻すことです。
不動産の場合は、元どおりにするといっても年数が経つとそれだけで損耗があり、資産価値は減少するので、不注意や故意で損傷した部分がなければ特に問題ありません。
経年劣化や通常損耗については貸主が負担してくれます。
通常の使用で生じえないような汚れや傷は借主負担で修繕する必要があります。
例えば、壁にポスターを貼るために画びょうで穴をあけてしまったり、家具を移動させる際に床にすり傷をつけてしまったりといった場合などです。
退居時はお部屋をできるだけ綺麗にして出るのが一般的ですが、その後専門の清掃業者によるハウスクリーニングが行われます。
借主は退去時にクリーニング費用と修繕費を支払うことになります。

マンスリーマンションに必要な費用

マンスリーマンションを借りるための費用は、基本料金×契約日数+清掃費+契約手数料です。
電気・ガス・水道の光熱費、管理費を含めた金額です。
1日分の料金で費用提示されているマンスリーマンションが多いと思われます。
それは1ヶ月分の費用から日割り計算で算出した料金です。
光熱費は1日あたり約800円前後を想定しています。
ただし、規定の使用量を超えると別個で請求が届くことがあるので、エアコンが活躍する夏や暖房器具が欠かせない冬は使い過ぎに気をつけたいところです。

退去後の清掃費は通常の賃貸物件と同様にマンスリーマンションでも発生します。
マンスリーマンションの清掃費はお部屋の広さと契約期間によって変動することが多いようです。
清掃費用がどのぐらいかかるか事前に確認しておきましょう。
ここで賃貸マンションの退去時の話題で挙がった原状回復費が気になる方もいると思います。
原状回復費はマンスリーマンションでも請求されることがあります。
備え付けの備品や設備を壊したり、壁や床などに通常では想定できないダメージがあったりすると弁償しなくてはならなくなるので、大切に使いましょう。
契約手数料は不動産会社によって異なります。

場合によっては運良くキャンペーンなどで手数料が割引や無料になっていることもあります。
その他サービスはインターネット回線の接続、Wi-Fi貸出、寝具のリース代などがあります。
通常の賃貸物件とマンスリーマンションの初期費用と退居時に必要な費用についてお話ししましたが、マンスリーマンションの場合は家具・家電が備え付けで引越し時に買いそろえる必要がないのも魅力です。
引越し時に家具・家電製品を仮に買うことを想定すると、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、炊飯器、ドライヤー、アイロン、ガスコンロ、ベッド、カーテン、テーブル、椅子、その他雑貨がリストに挙げられると思います。
できるだけ費用を抑えてリーズナブルなものを購入しても少なくとも15万円前後かかるででしょう。
マンスリーマンションの場合、全て込みの料金で貸し出されるため、月額の費用だけを見ると割高に感じますが、初期投資を見込んで比較するとマンスリーマンションが意外と費用面で優れていることがお分かりいただけたと思います。

まとめ

1年未満の短期入居であれば、費用面を考えることなくマンスリーマンションを選択してよいでしょう。
反対に、2年以上の長期入居であれば、賃貸物件の方がお得になることが多いです。
1年前後など判断に迷うときは、候補のマンスリーマンション・賃貸物件にかかる費用を比較しながら、お得な方を選ぶのがおすすめ。
ただし、「家具家電の選定にかかる手間を減らしたい」「Wi-Fiの整備などが面倒だし最初から付帯している物件にしたい」など都合があるときは、多少費用がかかることも承知のうえでマンスリーマンションを選択してもよいでしょう。
自分にとって価値ある住まいにするため、まずはどこにお金をかけるかシミュレーションしてみることが大切です。

京都ウィークリー・マンスリーマンション アスヴェル
監修者:株式会社アスヴェル マンスリー事業本部
2000年7月7日設立 大阪・京都を中心としたマンスリーマンションの運営会社
マンスリーマンションのご利用に役立つ記事をお届けします。
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