京都マンスリーマンションコラム

マンスリーマンション京都TOP > コラム > 法人企業が社宅として扱うのに良いのは賃貸?マンスリーマンション?

法人企業が社宅として扱うのに良いのは賃貸?マンスリーマンション?

年度末が近づいてきました。
春には新入社員を迎えて新体制で稼働する企業がほとんどでしょう。
人事異動などに伴う引越しもそろそろ増えてくる頃です。
社宅の準備をしなくてはならない企業は春先に向けて物件探しのシーズンになります。
法人企業の社宅として選択肢に挙がるのが賃貸物件とマンスリーマンションです。
月々の家賃を比較すると、賃貸物件であるアパート・マンションが安くて良いように見えますが、企業にメリットが大きいのはどちらでしょうか。
賃貸物件、マンスリーマンションのメリット・デメリットを挙げながら比較検討します。

まず、賃貸物件のアパート・マンションです。
アパート・マンションを社宅として利用する場合、企業が契約して社員に貸出す形になります。
契約と入居までの流れは、まず物件を探すところからスタートします。
物件会社に問い合わせて、希望に合う物件の下見を行い、気に入ったお部屋を契約します。
個人で借りるときと同様に法人で賃貸物件を契約する場合、入居審査があります。
会社の事業年数、従業員数、資本金、売上、保険加入の有無などが審査の対象になります。
連帯保証人は物件や管理会社によって必須のところもあります。
事業の経営が安定していたとしても、将来的に企業として成長するかを見込んで審査を行うため、入居審査は厳しい結果になることもあるでしょう。

また、法人で契約する場合も敷金・礼金・仲介手数料が発生します。
契約が決まったら、入居者は入居の日程に合わせて引越しの準備をします。
住み始めてから退去するまでは基本的に月々の家賃を支払うことになります。
更新時期になると引っ越し、あるいは契約更新をします。
退去時はお部屋のあけ渡しをして、清掃と原状回復が必要です。
アパート・マンションを借りるメリットはお部屋の下見ができるところです。
費用面については月々の家賃だけを比較するとマンスリーマンションより安くなりますが、入居前に敷金・礼金・仲介手数料の負担があります。
また、引っ越し会社の手配や家具家電の購入・搬入も必要になるため、入居の準備に費用と時間がかかります。
アパート・マンションは長期間定住することを前提に借りるのに適しています。
賃貸物件の場合、契約期間が年単位になるため、入居期間の途中で退去することになると、部屋が空室になってしまったり、違約金が発生することも考えられます。
安定して滞在することが決まっていないと会社に大きな負担が生じるリスクがあります。

次にマンスリーマンションです。
短期間からの貸出が可能な物件で、滞在予定に合わせて契約期間を決めることができます。
マンスリーマンションを借りる場合も物件探しから始まります。
賃貸物件と異なる点は不動産会社への来店と物件の下見をおこなわないことです。
インターネットで希望条件に合うお部屋を探します。
気に入った部屋が見つかったら、問合せをして予約を取り、申込みの手続きをします。
予約・申込みなどは全てオンラインと郵送で手続きできます。
入居審査はなく、必要な書類を揃えて送るだけなのでスムーズに進みます。
来店の必要がなく、遠方の物件に入居する場合は移動の手間が省けます。

マンスリーマンションは急遽物件が必要になったときでも手軽に手配できる点が魅力的です。
賃貸物件を契約する際に必要とされる敷金・礼金・仲介手数料は不要です。
家賃は滞在期間分を前払いするのが一般的で、銀行振り込みやクレジットカードなどを利用します。
社宅としてマンスリーマンションを借りる場合、これらの一連の手続きを会社がおこないます。
入居者は書類の提出をするぐらいで手間がほとんどかかりません。
法人企業がマンスリーマンションを契約する場合、大人数でも一括して手続きできます。
お部屋をまとめて手配することが可能なので、物件が分散せず管理しやすくなります。

マンスリーマンションは入居者に快適な居住環境を提供できる点も見逃せません。
物件には家具・家電が備わっているので、入居までの準備がほぼ不要です。
備え付けの家具は物件によって内容が変わりますが、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、ガスコンロなどがあります。
入居者は必要なものだけを持って行けば良いので、引っ越しの手間がなく手軽に移動できます。
大型家具は購入すると高額になり、搬入する際も立ち会いが必要になりますがその心配も無用です。
また、電気・ガス・水道の開設手続きも必要なく、入居時から使うことができます。
マンスリーマンションは生活環境が予め整っているため、入居後は自宅と同じように過ごせます。
滞在期間が延びそうなときは、お部屋の空きがあれば続けて住むことができます。
短期賃貸物件の場合、延長の形態を取る場合は新たに再契約を結びます。
物件の退去時は立ち会いが不要です。
大規模な引越しをしたり、家具を処分する必要がありません。
マンスリーマンションは住む人にも負担がかからない物件です。
仕事をして帰宅後、ゆったり寛げる空間を社員に提供できると、仕事のパフォーマンスも向上することでしょう。
優良物件を見つけ出すことは企業としても力を入れたいポイントです。

しかし、それ以上に気になる点は費用面です。
実際に社宅として利用することを考えると賃貸物件とマンスリーマンションはどちらが安くなるでしょうか。
物件によって月々の家賃などが変わるため、具体的な数値を出すことが難しい部分でもありますが、滞在期間が一つの目安になります。
家賃だけをみるとマンスリーマンションは少し割高に見えますが、通常のアパート・マンションなどの賃貸物件は初期投資で敷金・礼金・仲介手数料、引っ越し費用などの諸費用がかかります。
物件の見極めは1年あたりを目途にすると良いでしょう。
短期間の滞在になる可能性が高い場合は、マンスリーマンションを借りるのが断然お得です。
異動や出張が多い部署は滞在先ごとにマンスリーマンションを構えて拠点にすると滞在期間に無駄が出ません。
費用面だけでなく、設備も充実しているため、マンスリーマンションは入居者の満足度が高い物件でもあります。

アスヴェルでは法人企業の方に活用していただけるマンスリーマンション物件を多数取り揃えています。
社宅・社員寮をお探しの際は法人会員に登録すると便利です。
お得な情報と特典が盛りだくさんなので、是非ご登録ください。

京都ウィークリー・マンスリーマンション アスヴェル
監修者:株式会社アスヴェル マンスリー事業本部
2000年7月7日設立 大阪・京都を中心としたマンスリーマンションの運営会社
マンスリーマンションのご利用に役立つ記事をお届けします。
マンスリーマンションをお探しの方は
ASmonthly®にご相談下さい
お電話でのお問い合せ・ご予約は

© ASVER All Rights Reserved.