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京都のビジネスマンなら読めなきゃ恥!?地名の読み方

京都にある大手企業

京都には国内屈指の有名企業の本社が多くあります。
大手企業ではゲームでおなじみの任天堂の本社があります。
電子機器の京セラ、日本電産や電子部品メーカーの村田製作所、ローム株式会社も有名です。
京都では地域の特性を活かした中小企業、ベンチャー企業も活発です。
伝統産業だけでなく、先端技術分野の企業も世界から注目されています。
風土ならではの文化と新たな創造性が活かされて発展を遂げている京都の企業は長寿企業が多いところもポイントです。
京都の企業は地元で人気が高く、就職を機に地方から京都へ移住する社会人も多く見られます。
観光のイメージが強い京都ですが、出張や社内研修などのビジネスシーンで訪れる機会も多いのです。

京都の地名について

京都は1200年もの間、都が置かれてきました。
歴史ある町並みは今も維持継承され、古都を一目見ようと全国各地から多くの訪問客でにぎわっています。
日本では市町村の合併、統合が進み、新しい地名が続々と誕生していますが、京都には昔ながらの地名、しきたりが多く残っています。
京都の街並みといえば、碁盤目状の通りが特徴的です。
通りは直線で区画が分かりやすく整備されています。
通りにはそれぞれ名前が付けられています。
京都独自の表記に「上ル」「下ル」「小路」「入」があります。
「上ル」と「下ル」はそれぞれ「あがる」「さがる」と読み、方角の北と南を指します。
「小路」は「こうじ」と読みます。
小路は入り組んだ細い路地のことです。
「入」は「いる」と読みます。
住所に表記されることもあるので知っておくと便利です。

京都には戦乱の歴史と文化の名残を感じ取れる地名がたくさん残っています。
長くて読みにくい地名に「桃山井伊掃部東町」があります。
読み方は「ももやまいいかもんひがしまち」です。
歴史上で有名な井伊直弼の祖先が住んでいたことが町名の由来とされています。
桃山井伊掃部東町以外にも京都には大名屋敷にちなんだ地名が残っています。
「百足屋町」もユニークな地名で「むかでやまち」と読みます。
ムカデは足の多い虫であまり人から好まれませんが、百足屋町は縁起が良い街と言われています。
ムカデの足のように多くの客足が運ばれて商売が繁盛するように「百足屋」を屋号にした問屋が昔は多く見られました。
足(お足)にはお金という意味もあります。
当時の百足屋町には呉服屋と家具屋、小間物屋が多く、客足が絶えなかったようです。
「函谷鉾町」も歴史ある町名です。
下京区にある町で「かんこぼこちょう」と読みます。
京都の夏の風物詩である祇園祭の山鉾の名前です。
函谷鉾は中国の故事成語の「鶏鳴狗盗」が由来とされています。
斉の国の孟嘗君が秦に幽閉され、鶏の鳴き真似が上手い人や盗人に助けられて脱出したことが起源です。
現代ではつまらない些細なことでも役立つことがあるという意味で用いられます。
函谷鉾はくじ取らずの鉾で、赤い胴懸けと艶やかな装飾が特徴的です。
山鉾巡業にちなんだ地名は他にもあり、長刀鉾町(なぎなたぼこちょう)、蟷螂山町(とうろうやまちょう)、菊水鉾町(きくすいぼこちょう)などがあります。
京都の地名と由来を一部ご紹介しましたが、各地名ごとに調べてみると面白い発見がありそうです。
ビジネスシーンで訪れることのある人も多いと思いますので知っておくと何かの話につながるかもしれません。

読めて素敵なビジネスマンになろう

上述したように京都には難読地名がたくさんあります。
日本全国どこでも読みにくい地名は存在しますが、京都の地名は特に不思議な読み方をします。
滞在しているマンスリーマンションから目的地への道を尋ねたり、タクシーを利用する際に地名を読み間違えると不便です。
取引先との話題で京都について話をするときも正確に地名を読めないと恥ずかしい思いをしますので、難読地名をおさえておきましょう。

まず知っておきたいのは主要な地名と電車で利用する駅名です。
京都でよく読み間違えをする地名は「烏丸」です。
「からすま」と読みます。
「烏丸」がつくエリア名に四条烏丸(しじょうからすま)があります。
四条通と烏丸通の周辺を四条烏丸と呼び、金融機関や公共機関が集まっています。
烏丸御池駅(からすまおいけえき)は地下鉄東西線と烏丸線の乗り換え駅で利用する機会も出てくるので知っておくと良いでしょう。
烏丸御池駅の隣駅は京都市役所前駅で、出張時の目的地になることも多い場所です。

烏丸線の難読駅名には椥辻駅(なぎつじえき)、蹴上駅(けあげえき)、御陵駅(みささぎえき)、太秦天神川駅(うずまさてんじんがわえき)があります。
「太秦」も難読地名として有名で「うずまさ」と読みます。
観光名所の太秦映画村でよく知られている太秦ですが、太秦天神川駅、嵐電天神川駅周辺は近年再開発により注目を浴びています。

観光名所やビジネス利用の多い駅名が多くありますが、観光名所で知っておきたい地名が「先斗町」です。
可愛らしい響きで「ぽんとちょう」と読みます。
町名の由来は所説ありますがポルトガル語で先端を意味する単語に「PONTO」があります。
先斗町は京都有数の花街で鴨川をどりで有名です。

また京都市の区名も読み間違えされやすいのです。
上京区は「かみぎょうく」と読みます。
中京区、下京区も同様に「なかぎょうく」、「しもぎょうく」が正しい読み方です。

京都には難読地名がまだまだたくさんあります。
全て覚えるには一苦労ですが、滞在エリアや利用路線の地名をおさえておくだけでも便利です。
地元民でも読み間違えることがある京都の難読地名は知っておくと訪問先などで話をしても自分の印象アップになるでしょう。

まとめ

京都には世界的に有名な企業が多く存在します。
当社アスヴェルのマンスリーマンションをご利用中、またはご利用予定のある方も取引先訪問や社内研修で京都へ訪問中の方がいるでしょう。
ビジネスで滞在する機会も多い京都は特有の地名が多く、ユニークな読み方をします。
通常の音訓読みに当てはまらない読み方をする地名もあり、京都の難読地名を全て網羅するのは至難の業です。
京都のマンスリーマンションに滞在する際は主要エリアと利用路線の駅名の読み方を知っておくと良いでしょう。
烏丸(からすま)、太秦(うずまさ)、先斗町(ぽんとちょう)は特に読み間違えやすい地名です。
事前に地名を知っておくと道を尋ねたり、タクシーに乗る際に困りませんし、商談やビジネストークでも京都の話題があがる際に地名をうっかり言い間違えることがなく安心です。

京都ウィークリー・マンスリーマンション アスヴェル
監修者:株式会社アスヴェル マンスリー事業本部
2000年7月7日設立 大阪・京都を中心としたマンスリーマンションの運営会社
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